頚肩痛と左上肢のシビレ - 臨床症例








今日は、頚肩痛と左上肢のシビレの症例を。
年齢:40代
性別:女性
職業:デスクワーク
主訴:頚肩痛と左上肢のシビレ
動作検査:前屈(+)回旋(+)頚肩痛右>左(+)
後屈(+-)外転(+)側屈(+)自発痛(+)
同姿勢(+)起床時(+)ストレス(+)
自律神経症状(+)
       
その他:整形にてレントゲン検査、C5,6のヘルニアとの診断。
診断後、整形外科、整骨院にて治療するも改善なし。
小学生の頃に鍼治療をして、吐き気、めまいがひどくなった経験がある、
そのため鍼治療にトラウマがあるとのこと。
薬も四種類服用中。
治療部位:棘下筋、肩甲挙筋、頭板状筋、僧帽筋、菱形筋、起立筋など
治療方法:トリガーポイント鍼療法
治療結果:鍼のトラウマがあるため、
細い鍼を使い、軽めに治療しました。
自律神経症状がでているため、
治療計画では二ヶ月を目安に治療しましょうと伝えました。
1回目:ペインスケール10→10。治療後は楽になったが、すぐ戻った。
シビレはかなり改善した。治療当日と翌日に熱がでた。
2回目:ペ10→6(痛み)4(シビレ)全体的に良くなっている。
また治療後、熱がでた。
3回目:ペ10→8(痛み)と4(シビレ)痛みが戻ってきてしまった。
シビレはいい感じ。本人の希望で鍼を太くした。
4回目:ペ10→10(痛み)前回鍼を太くしたため悪化。リバウンドがでた。
その代わりシビレは良好。細い鍼に戻す。
5回目:ペ10→3。かなり改善してきた。熱もでなくなってきた。
治療後のだるさはまだでる。
忙しいため、約二週間空いた。
6回目:右の痛みは良好。左に移動した。シビレはずっと良好。
7回目:ペ10→0.5。かなりよくなってきた!凝り感のみ残る程度。
現在もまだ治療継続中です。
上記治療回数までの期間は、1ヶ月と12日です。
計画通り二ヶ月ぐらいで卒業できると思います。
             
コメント
鍼のトラウマがあったので、鍼をするか悩みましたが、
改善させるには鍼しか選択肢がなかったので、
説明して治療させていただきました。
鍼治療の相性は、治療者の人間性と技術に
かなり影響されると思います。
たとえ過去にトラウマがあっても、鍼に慣れてしまえば、
必ずいい結果がでます。
鍼治療でいい思い出がない方でも、
是非、当院で一度治療をうけてみてください。
きっと鍼治療の印象が変わりますよ。
では、また♪  

 
 
 
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バス:新越谷駅、越谷駅、吉川駅より約20分、大相模保育所バス停から徒歩1分
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