今回は股関節痛の症例になります。
年齢:10代
性別:男性
主訴:左股関節の痛み
主観的情報:2日前に発症、運動中に外れる感覚あり 股関節屈曲(+) X-RAY異常なし
前日はとても痛かったが治療当日は歩けるレベル
客観的情報:股関節屈曲(+、クリック音あり) 内旋(+) 外転(±) 外旋(-) 大腿筋膜張筋圧痛(++) 中殿筋(±)
評価: 大腿筋膜張筋MPS、外側型弾発股
施術方法:鍼によるエコーガイド下刺鍼
施術部位:大腿筋膜張筋 中殿筋前部線維
施術計画:痛みに関しては2回ほどで良くなると思うが、
外れる感覚に関してはやってみないと分からない
施術経過
1回目:大腿筋膜張筋エコーガイド下刺鍼
2回目:NRS 0 Pain(-) 弾発(-) 1回目治療後から外れる感覚なし 経過良好
大腿筋膜張筋エコーガイド下刺鍼
大腿筋膜張筋、大殿筋のストレッチ指導にて終了
施術結果
1回目の鍼治療後は余韻ではっきりしなかったが、治療翌日には症状消失。
このように運動時の症状は発症してすぐに治療を開始すると
長引かせずに済む場合があります。
そういった症状でお困りの方の救いになるよう、エコーを正しく使い
患者様に還元していきたいと思います。